どうも、ZENです。
私自身、2019年まで香港に住んでおり、香港の永住権を持っています。
そんな私が香港で感じた事は元気なお年寄りが多いと言う事。
それもそのはず、世界一の長寿国は既に日本では無く香港なのです。
中国と香港の間を大きな荷物を担いで運び屋をするお年寄りの方の姿を
よく見かけますし、朝から銀行で株式情報を見るお年寄りの方もよく見かけます。
冬場でも毎日海で泳ぐお年寄りの方、公園でダンス等をするお年寄りの方等々
本当に凄いなと感心されられることが沢山あります。
香港人の食卓で一番大切なものは
香港と言えば、飲茶や海鮮と言うイメージが強いです。
しかしながら、香港人が一番重要に考えているのは【スープ】なのです。
メニューを見るとスープの横に肝臓に良い。整腸作用あり、滋養強壮等々
色々な効能が記載されています。
・豚肉+海藻
・豚骨+トウモロコシ(芯付)+山薬(山芋)
・豚足+大豆
・漢方+肉
その他、色々なスープがあります。
しかも、スープの半分以上は具材でしめられており、
具材は醤油をつけて食べる事もありますが、ほとんどが手を付けずに
廃棄されてしまいます。
あと、スープ自体には味付けをせず、素材のモノの味を楽しむ傾向にあります。
作り方と言えば、大きめの鍋に具材を鍋の半分ぐらいまで入れて、水を鍋いっぱいに入れる。
それを2時間ぐらい煮込んでスープが鍋の半分ぐらいまで無くなったら出来上がり!!
至ってシンプルなのですが、余計な調味料が入っていないので、のど越しも良く
体に染み渡る様な味わいです。
このスープを飲む習慣こそが、健康の秘訣だと考えますが
思いのほか、コストや手間が掛かってしまいます。
その他に気を付けている事は
冷たいものは避ける様にしており、特に幼児期に冷たいものを与える事を避ければ
病気になりにくいと言われております。
私の息子もこの教えに則り幼児期に冷たいものを避けました。今は気にしていませんがね
食べ物によって、体を温めるものと冷やすものがあります。
その為、四川料理の様な辛くて脂っこい料理を食べると凉茶と呼ばれる
薬膳茶を飲んで体の熱を冷ます様にする方がおられます。
街中にもこの薬膳茶や亀ゼリーと言った薬膳のお店が多くある事からも
健康に気を使っている方が多い事がわかると思います。
さいごに
食事をすると言う事は、その食べ物と一緒になると言う事。
だから、美味しければ良いと言うものではないと思います。
また、沢山の栄養素を効率よく且つ胃腸への負担も少なくする方法は
やはり、スープで多くの食材の栄養素を取り込む事ではないかと思います。
これを機に調味料の味ではなく、素材の味で勝負する広東式スープで
健康を手に入れてみては如何でしょうか。
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