どうも、ZENです。
日本の行政について、色々な苦言がマスコミから流れていますね。
・給付金の申請が複雑で中々もらえない・・・
・わざわざ、給付金申請に行政まで出向き手続きしなきゃならない
しかも、長蛇の列に並ぶ。
・マイナンバーカードでも色々と言われています。
過去、私は香港に住んでおりました。
銀行での口座開設も車の免許も病院での居民価格適用も全てIDカードで
出来るので非常に便利です。免許もラミネートの簡単なものです。
そんな香港なので、永住権所持者と香港人に対するコロナの給付金も
銀行のネットバンキングに設置された申請ボタンをクリックして簡単な質問に答えるだけで
一週間後には口座に振り込まれていると言う素晴らしさ
日本も少し見習って欲しいものです。
全ての行政手続きは、サイトで資料のダウンロードと予約を行うので、待ち時間はほとんどありません。
ビザ更新等の行政手続きですが、移民国だけあって、常に人で溢れかえっています。
予約をせずに行けば、ほぼ間違いなく別の日程で仕切り直しとなります。
ただ、そこは香港、政府のサイトに入り、手続きの日時と時間を予約していく事により
人が溢れかえってはいますが、行列に並ぶ必要はありません。
また、先に資料をサイトからダウンロードして記載したものをネット上で
やり取りする事も可能なモノもありますし、プリントアウトした資料に内容を記載して
持ち込む事も可能です。
全てがシステム化されているので、全てがスムーズに処理されていきます。
この様なシステムに年寄りの事を考えていないなんて文句を言う人
聞いた事がありません。
病院は政府が運営する病院に行けば、一律料金です。しかもその資金は・・・
香港ビザを取得していれば、政府が運営する病院で診察・手術・入院どの内容でも
一日約1500円程度で治療が受けれます。
ただ、診察に2時間近くも待つ事もあるので、夜中の急診や出産等にしか利用をした事が
ありませんが、大きな病気をしても金銭的に困る事がないので、安心感はあります。
サービスはというと、非常に丁寧には扱ってもらえないので、サービスを求めるならば
政府の保険が補助が無い私立病院で高い治療費を支払い良いサービスを受けるしか
方法はありません。
因みにこちらの病院の運営費は、税金で賄われているのではなく
香港ジョッキークラブと言う競馬や宝くじを運営する機関の収益で賄っているので
競馬ファンの方々には感謝しかないですね。
香港の税金や政府機関の収益の使用方法は全て明確でわかりやすい
日本では何だかわからない財団が沢山あり、多くの税金がつぎ込まれている事は有名ですが
香港には見当たりません。
また、税金を財源に資金の割り振りをしていますが、香港では入りと出がはっきりとしています。
先程の病院は、競馬等の賭博収益は、治療費に使用する。
トンネル工事費や維持費は、トンネル使用料金にて賄う。
道路の工事費用は、車両税にて賄う。
基本的には、サービスによる恩恵を受ける人が、その費用を支払い
費用が足りなければ、特定のサービスにて値上げを行う。
例えば、トンネル利用料。
なので、企業税率が17%と異常な低さを保ちながらも無借金で幾らかは忘れましたが
数千兆円レベルの貯えがあったと記憶するほど、政府はリッチなんです。
サービスは、恩恵を受ける人が支払い、皆からの税金で賄わない。
病院は、収益の高い賭博機関にて賄うので、国民の大きな負担にはならない。
また、訳の分からない投資で大切な年金の資金を増やすなんて事も致しません。
最後に
全ての内容において、香港の行政が日本よりも優れているとまでは言いませんが
イギリス政府の統治時代の仕組みづくりが優れていて
私的にはかなり満足度が高く、全く不満はありませんでした。
この香港と比べてマスコミの情報から見る日本の行政の対応は
残念ながら、アナログで遅れている感は否めないです。
ただ、ここで言いたいのは日本の行政が遅れていると言うものでなく
香港一つにしても、日本と対比してみれば、色んなものが見えて来ると言う事。
今の香港は大変な時期だけど、香港の行政は素晴らしいものを持っているので
また、かつての様な自由で活気のある香港に戻って欲しいと願っております。
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