魅惑の国【インド】食事編

どうも、ZENです。

 

私がインドに行ったのは2008年なので、12年前の事です。

なぜ、インドに行ったのかと言うとリゾートや環境の整った観光地は

子供が出来てからでも行けそうですが、インドはさすがに厳しいなとの理由と

お互いに興味があった国だった事から決めました。

 

インドに関しては、今まで体験したことのない様な出来事の連続で非常に興味深かった事から

数回のシリーズでお話ししたいと思います。

今回は、食材と食事についてです。




衝撃、インドの野菜は香りも味も濃く、非常に美味しいものでした。


インド料理では、料理の脇に野菜が沢山盛られていると思います。

香港や中国でもインド料理屋さんでインド料理を食べていましたが

衝撃だったのが、生野菜の美味しさです。

 

どれも小ぶりな野菜ばかりですが、香りも味も今まで味わったものとは

比べ物にならないくらい、強くて濃いのです。

 

当時の私は、これを輸入したら口コミで売れるのではないかと

思ったぐらいです。

 

玉ねぎも水にさらさなくても、生でそのまま食べても甘みが強く

辛みが少ないので、普通に丸かじり出来ちゃいます。

 

トマトも濃縮トマトを食べている様な感じで味が水っぽくないのです。

 

インドの乾燥かつ暑いと言った過酷な環境を生き抜いた野菜だから得られるものなのかは

わかりませんが、どの野菜も味が濃いのです。

 

因みに野菜とは関係ありませんが、インドの香水のシェアは世界一で、有名ブランドの香水も

ほとんどインドで生産されている様です。

その理由が納得出来るくらい、お花の香りが強く バラなんかもものすごく良い香りがしました。

 

その事からも、インドの野菜の味が濃いのはインドの過酷な環境が作り出している可能性が高いです。

 


インドのカレーは水を使わないものがほとんどです。


豆カレー等、スープタイプのカレーもありますが、基本的にカレーに水は使いません。

インド旅行のガイドさんのお家に招待していただき、最終日にカレーを一緒に作りました。

 

玉ねぎや人参等の野菜を刻みたっぷりの油を入れてひたすら弱火で炒める。

野菜から水分が出てきたら、たっぷりのニンニクや生姜を薄で潰してから入れます。

ニンニクや生姜を切ったものでは香りが出にくいので、しっかりと潰して入れるのが

ポイントだそうです。

その後、香辛料や鶏肉をいれてじっくり炒めるとチキンカレーが出来上がります。

 

インドカレーって、上記の作り方から想像がつくように

具材の水分を油に溶かして出来たものなので

素材の味がものすごくいかされます。

そして、10日間毎日カレーを食べ続けましたが、具材を毎回変えたので

飽きずに食べ続けられる事が出来ました。


さいごに


少し調べたところ、インドの農作物は少ない雨が頼りとなっており

モンスーンが来ないと収穫に大きな影響を与える様な環境だと言うことです。

 

日本の様に毎日しっかりと水をあげて育てるような環境ではない事が

逆に濃厚な味わいを醸し出す野菜を作り出しているのだろうと思いました。

 

ここで思うことは、人も植物も少し過酷な環境に身を置くことにより

より濃厚で深みのある存在になれると言うこと。

 

私自身ももっと濃厚で深みのある存在になれる様に

少し過酷な環境に身を置くことも大切だななんて思いました。

 



最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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