どうも、ZENです。
只今、陸のハロン湾であるニンビンに来ています。
ニンビンはハノイから1時間半ぐらいの距離なので
日帰りで行けるのですが、息子がホテルに泊まりたいと
言うので、一泊旅行に変更しました。
ニンビンはキングコング撮影現場
数年前にキングコングの撮影をニンビンで行った事から
有名になった場所となります。
風景は、陸のハロン湾と呼ばれる様に
桂林の水墨画の世界が広がっております。
手漕ぎのボートに揺られる事2時間ののんびりと静かな世界を楽しむ事が出来ます。
所々リクエストをしながらお寺等の見学をしているのを尻目に私達の船は陸地に降り立つ事なくドンドン先に進んでしまったので
残念ながらキングコングの撮影設備を見る事なく終わってしまいましたが、洞窟あり、周り全てが水墨画の世界と水に囲まれて
非日常的な正解が広がっておりました。
また、手漕ぎのボートを船頭さんが漕いでくれるので
エンジン音もなく、鳥の鳴き声等自然な音しかしないので
とても新鮮な気持ちになりました。
桂林、ハロン湾、ニンビン全てを制覇しましたが何処が1番お勧めか
桂林へは、もう10年以上前に行きましたが、期待度マックスで挑んだ為、街中の緑や赤の怪しい雰囲気のネオンの落胆し
水墨画の世界の川下りも大きな船でご飯を食べながら楽しんだのですが
最初はワクワクしたものの単調な風景だったせいか途中で
飽きてしまい然程感動はありませんでした。
それどころか、残念な気持ちが強かったので日程を前倒しで
戻る事にしました。
ハロン湾もそれなりには楽しめます。
鍾乳洞の洞窟は、中国みたいに余計なオブジェやライトがないので
こちらの方が感動します。
ただ、やはり私には感動は薄いです。
お勧めはと言うと、やはりニンビンです。
風景に大差があるかと言えば、何処も奇抜な形の岩山が有ると
言うところでは大差は無いと思います。
何処もそれなりに美しい。
違いはと言うと手漕ぎのボートでゆっくりと揺られながら
味わう世界と大型船に揺られて機械的に味わう世界の違いではないかと思います。
また、余計なオブジェ等もニンビンにはなく
自然をそのまま味わえる所が他の場所にない
心地よさを生み出しているのだと思います。
さいごに
観光地となると何かプラスアルファで飾り付けをしたくなったり
綺麗に見せようとしたり、便利さや回転率や効率を求めてしまいがちですが、人の手が加わりすぎると逆に感動が薄れたり
残念な気持ちになる事が多いです。
偉大な自然や遺跡の様な観光地は、ありのままの自然を楽しめたり
過去の姿に近い形を維持する方が良いななんて思います。
今の世の中は綺麗且つ便利な事が当たり前になっているので
逆に手付かずの自然や古代の雰囲気を醸し出す空間は
魅力的に感じやすくなるのでしょうかね
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