経済の基本は、需要と供給のバランスです。
需要があるものを供給するから報酬を得られるのであって
需要がないものを供給しても報酬などは得られません。
そして、実体があるものは現物買いしかありません。
殆どの金融資産は実体がありません。
実体はなくほとんどが紙切れ上の動きしかありません。
なので、噂で値段は大幅に動きますし
景気の動向に大きく左右されます。
実体経済だけであれば、景気の波はそんなに大きくなりません。
なぜならば、景気に関係なく物価ってそんなに大きく振れないからです。
不動産は実体があるけど、投資目的で購入する人が増えると実際の価値以上の値段がつきます。
だから、景気が悪くなると大幅に下がったりするのです。
物価に関しても単なる需要と供給の関係だけであれば、そんなに大きく振れませんが
先物で売買されるから実際の価値とかけ離れた価格がついてしまう事があります。
なので、先物も実体があるのかと言われれば、無いと言っても過言ではないと思うのです。
投資の世界には、『空売り』と言うものがあり、実際には保有をしていないのですが
信用取引で借りたものを売却したり出来るのですが、これも実体はないです。
仮想通貨は実体がないから信用出来ないと言うのであれば
金融もほとんど実態はありません。
また、デジタル資産も実体はありません。
なので、実体がないから信用できないと言うのは
少し話が違う様な気がします。
ただ、仮想通貨が金融資産なのかと言われれば、そういう事は無く
今後世界を大きく変える可能性があるシステムだと言うのが正しい表現かも知れません。
そのシステムに価値がついているだけだと思います。
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