ドイツのクリスマスの定番 『シュトレン』を楽しむ 伝統とは奥深いものでした。

 

どうも、ZENです。

 

先日、ベトナムのハノイでは予約の取れない料理教室で有名な先生の授業を

妻が受けてきました。

予約は、毎回夜中12時にもあるにも関わらず、15分以内に予約がいっぱいになるので

妻も何度かチャレンジしていましたが、予約を取る事が出来ずにいました。

 

そんな中、妻の友達が急用が入ったので、料理教室のチケット要りますかとの声を掛けていただき

念願の料理教室に参加する事になりました。妻がね。




今回の内容は、ドイツの伝統的なクリスマスケーキ『シュトレン』でした。


料理教室で習った後、妻が家で家用と私用に『シュトレン』を作ってくれたので、

持って帰ってから食べてみると旨過ぎたので、これは紹介しなきゃと思いました。

 

ただ、ネットで調べると2017年くらいから日本でも流行っていたお菓子だったのですね。

そりゃ、流行るわと思わずうなずきました。

 

『シュトレン』の事少し、紹介しますね。

100年ほど前は今の様に添加剤とかが無い時代でした。

そんな時代に何とかして日持ちをさせようと考案したのが、こちらの『シュトレン』となります。

ふんだんに使用されたレーズンとナッツは、ラム酒等に漬け込んだものを使用する事により

アルコールにより保存効果が増す様です。我が家のレーズンとナッツ類は子供が食べるので

漬け込んではおりません。

*私自身も、あのラム酒に漬け込んだレーズンが苦手なので、ちょうどよかったです。

 

次に焼き上げる前にふんだんにバターを使用する様です。

油分を沢山含ませる事により、やはり保存効果が増す様です。

 

最後に、粉砂糖をこれでもかと言うほど、まぶします。

この粉砂糖が最後の砦で、これが無ければやはり日持ちがしない様です。

*粉砂糖は、食べる時にはある程度除去して食べるのが一般的な様なので

お好みで除去してくださいね。

 

この、お酒、バター、粉砂糖の働きで、添加剤を使用しなくても

一ヵ月以上も腐らずに食べる事が出来ると言うわけです。


さいごに


欧米では、カレンダーにチョコを入れて、毎日一つ チョコレートを食べながら

クリスマスまでの日々を過ごす習慣があります。息子もこの時期になると必ずカレンダーと

チョコをせがみ、クリスマスまでの毎日を楽しみに過ごしております。

この『シュトレン』も同じようなもので、クリスマスまで毎日薄く切ったものを少しずつ食べて

クリスマスまでの毎日を楽しみに過ごす様に過ごすのが伝統的な過ごし方の様です。

 

妻の料理教室での習い事にて私の知識にケーキであっても添加剤を使用しなくても

長期保存できるものが作れると言う事を知りました。

 

今の世の中は、簡単で便利なもので溢れていますが、伝統的なお菓子や工芸品には

モノがない時代に考案されただけあって、多くの知恵やアイディアがその奥に隠れています。

 

それ故に、そのものが生み出された背景や目的を知る事により、多くの学びや気付きを得る事が

出来るものだと思います。

 

また、伝統的なモノって古臭いものではなく、知恵の塊であることを再認識しました。



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