香港の教育 | zen-blog

香港の教育は日本よりも厳しいかも知れません。

学校の宿題もかなりのボリュウムで塾も宿題をする為に通う人も多いぐらいです。

その裏にはこんな事情もあります。

香港の学校はランキング訳が明確にされており、ある程度の学区分けはあるものの

最初にどの学校に入学するかによって将来が決まってしまうと言っても過言ではありません。

そして、お金持ちの多い地区の学校程　レベルの高い学校が揃っていたりします。

学校レベルは５段階に分かれており、大学に至るまで日本の様な受験は存在しません。

それ故に徹夜の勉強での逆転など存在はしません。

定期的に実施されるテストの結果が全てで、この結果により下のレベルの学校に落ちてしまう可能性があります。レベルの低い学校に転校させられると言う事は、その逆もありますが上位数％の狭き門であったり、スポーツ等で輝かしい成績を残す等の課外活動において輝かしい成績を残さない限りは上に這い上がる事など出来ません。

そして、レベル４以下学校に居る生徒は高校生になると職業訓練が中心の教育になり

大学への進学の道が閉ざされてしまいます。

また、香港大学や中文大学等の大学はありますが、成績上位者から順に大学の選択が振り分けられますので、成績上位者でなければ香港大学への道も閉ざされてしまいます。

私はこの教育方針は非常に平等で効率的なシステムだと思う反面

幼児期に教育にお金を掛けれない方や行きたい学校に行かせるために引っ越しが出来ない家庭においては、非常に不利で小学校入学時点から大学への進学を閉ざされると言った結果に陥りやすいので

親の力により幼少期の状況により将来が決まってしまいかねないと言う一面もあるのでデメリットももちろんあります。

ただ、資産５億円以上の超富裕層が一番多い都市の一位を維持し続けている香港https://eleminist.com/article/2944

これを見ると香港の教育システムの方が日本よりも優れているのかも知れません。

また、今年香港で発表されたのが、海外留学をする家庭に対して最大年間５７０万円を支援すると発表しました。もちろん、条件は色々となるでしょうが、この自国民に対する教育の投資が国を豊かにする事を物語っていると思います。

日本も学力優秀者とか意欲的に海外留学をする子供がいる家庭に対して手厚い保護をする事により

超富裕層が増えるとは思いますが、今の政治体制では不可能でしょうね。